FC2ブログ

* Novel List

NovelListは小説の第一番目の記事にユーザー タ グ  を設定することで自動作成される、掲載小説の一覧ページです。
  ⇒NovelList のサンプルページ
詳しくは作者ブログ 五つの基本設定 『4.Novel List のための設定』をご参照ください。

NovelListのリンクボタンが不要な場合はスタイルシートの末尾に以下を追加してください。
.go-novel { display : none!important ; }

小説関連の表示が全て不要な場合はスタイルシートの末尾に以下を追加すると消えます。
.delete { display : none!important ; }

※尚、ユーザー タ グ を設定するとこの説明文は表示されなくなります。

  夢吐(うそつ)き  

*  [Edit] 

【 作品のご案内 】        2018.08.11 ~  執筆
佐川はドアを開いたとたん、香子を大嬌声の中に放り込んだ。驚きのあまりフリーズすると、「こっち」と佐川が手を引っ張る。薄暗い店内には、様々な歓喜、狂乱、罵声が渦巻いていた。もつれそうな足を何とか動かして佐川に引っ張られながら、喧騒の中を泳ぐようにして壁際のテーブルに着く。「ここで待っていてください」とジェスチャーで示し、佐川はすぐにカウンターへと泳ぎだす。香子は隣のテーブルで怒鳴るようにしゃべってい...

 夢吐き 第二部-7 』 より   »» 続きを読む 

»» もくじ 

 ▲PageTop 

  夢吐(うそつ)き  

*  [Edit] 

【 作品のご案内 】        2018.08.07 ~  執筆
結婚式から2週間後、紗月から「お土産渡したいし、ご飯食べに来ない?」と電話が入った。結婚式、・披露宴に引き続き、もう一つベタな話だが、彼らの新婚旅行先はハワイ。「ハワイなんて何度も行っているでしょう」と皮肉ったのだが、「親たちは初めてだし」という仰天発言に、二の句が継げなかった。つまり、東・紗月夫妻はお互いの両親とともにハワイへ旅立ったというわけだ。もちろん、ハワイでは別行動だということだったが。...

 夢吐き 第二部-6 』 より   »» 続きを読む 

»» もくじ 

 ▲PageTop 

  夢吐(うそつ)き  

*  [Edit] 

【 作品のご案内 】        2018.08.05 ~  執筆
佐川が、嗚咽をこらえきれない香子を導いたのは、通りからは見えない森の木陰だった。アプローチとブライダルホールはライトアップされていたが、対照的に森は鬱蒼と深い。通りから数m入っただけとはいえ、完全に人の目からは隠れた。どれほど泣いていたのか、気付くと香子は、男物のハンカチを握りしめていた。唇をかんで最後の嗚咽を飲み込んで視線を上げると、佐川は香子に対して45度の角度で立ち、視線は木立の向こうに向けて...

 夢吐き 第二部-5 』 より   »» 続きを読む 

»» もくじ 

 ▲PageTop 

  夢吐(うそつ)き  

*  [Edit] 

【 作品のご案内 】        2018.08.02 ~  執筆
紗月と東が挙式したのは、ブライダル雑誌のランキングで常にトップ5に入る場所だった。都心にありながら閑静な住宅街の一角、鬱蒼とした森に包まれたレトロモダンな建物は、某財閥の隠れ別荘だったという触れ込みだった。和洋折衷の建物は、保守的な親戚や恩師をも納得させ満足させるだけのクラシカルな外観に、地方在住の親戚が気後れしないだけの、ひとしずくの軽妙感が入り混じり、そして何より誰もが穏やかに見渡せる品の良さ...

 夢吐き 第二部-4 』 より   »» 続きを読む 

»» もくじ 

 ▲PageTop 

  夢吐(うそつ)き  

*  [Edit] 

【 作品のご案内 】        2018.07.31 ~  執筆
紗月が連れて行ってくれたのは、電車で二駅ほど離れた店だった。メインストリートから一本路地を入った雑居ビルの1階、外観は和風で、引き戸を開けた内装もしかり。イスが5客の白木のカウンターと四人掛けのテーブルが四つ。シンプルなしつらいには、どこにも沖縄のニュアンスはない。ひとことで言えば品のある創作和食の店といった風だった。既に客は入っていたが、紗月は予約をしていたようで、絣の着物を着た女性に一番奥のテ...

 夢吐き 第二部-3 』 より   »» 続きを読む 

»» もくじ 

 ▲PageTop